ゲームプラットフォーム「ULTRA」がIEO実施へ

「ULTRA」はブロックチェーンを用いたPCゲームの販売プラットフォームになります。7月16日より、香港の大手仮想通貨取引所「Bitfinix」傘下の「Tokinex 」でIEOを実施することが発表されました。

「ULTRA」について

https://ultra.io/ が「ULTRA」の公式ページになります。

「ULTRA」は ブロックチェーンを用いたPCゲーム販売プラットフォームを構築し、開発者やプレイヤーにこれまでにない様々なメリットを与えることを目指しています。

Steamのようなゲーム販売プラットフォームを思い浮かべると理解が早いかもしれません。

「ULTRA」の言う様々なメリットについて下にまとめてみました。

プレイヤーにとってのメリット

  • βテストへの参加や、広告を見たりゲームのキュレーションをすると収益を得ることができる
  • UltraでしかプレイできないAAAタイトルのゲームがある
  • 購入後、 特殊なダウンロード技術により、すぐにプレイが可能
  • 報酬が与えられる開かれたコミュニティ
  • アイテムトレードなど、サードパーティーのサービスでも直接アクセスすることができる。
  • 購入したゲームやアイテムの中古販売が可能
  • 2段階のリファラルプログラム

開発者にとってのメリット

  • 充実したマーケティングツール
  • 競合他社に比べ、2倍の収益配分
  • 通常60日の間隔を開けることなく支払いが行われ、マーケティングへ資産の再投入が可能
  • SDKによりSteam、Playstation、XboxのソフトをUltraへ移植可能
  • コミュニティーを育てるためのツールが内蔵され、掲示板やチャット、ニュースレターなど、自分のプラットフォームのように運営が可能
  • ゲーム内広告の利用やアイテムトレード、リファラルなどにより収益を得られる

開発者の部分はともかく、プレイヤーへのメリットを上手く利用すれば、仮想通貨を稼ぐことができそうです。

さらに詳しく知りたい方は、日本語のホワイトペーパーがあるのでこちらからご覧になれます。

…ホワイトペーパー最後に、2018年の年初あたりを感じさせる香ばしいテキストが添付されていますが、見なかったことにします。まあ、このような資金集めがあったみたいですね。

「ULTRA」と似たようなプロジェクトに、「The ABYSS」があります。

「The ABYSS」の使い方【ゲーム販売プラットフォーム】

2019年5月16日

今後、「ULTRA」や「The ABYSS」のようなブロックチェーンプラットフォームが、既存のSteamなどのプラットフォームにどれだけ食い込んでいけるのか、注目です。

IEOについて

「ULTRA」は7月16日より、香港の大手仮想通貨取引所「Bitfinix」傘下の「Tokinex 」でIEOを行います。

「Tokinex」によるIEOは、「ULTRA」が第2弾になり、6月に行われた第1弾の「Ampleforth」が11秒で完売し、5億円を調達。という景気の良い話が出ているため、「ULTRA」も期待ができそうです。

まとめ

この記事はIEOの参加をオススメするものではありません。このようなプロジェクトがあることを知って頂くための記事になります。

ゲームで仮想通貨を稼ぐための方法の1つとして、こうしたプラットフォームが育っていけば良いなと個人的に思っています。