BITSKINS【仮想通貨の出金ができるsteamのゲームスキン取引所】

BITSKINSはsteamの有名なタイトルであるCS:GOやdota2、TF2などのゲームスキンを取引できるサイトになります。実はこのサイト、BitcoinやEthereumでの出金ができるため、国内取引所の開設をしていない人でも、ゲームスキンを介してSteamのウォレットから仮想通貨を得るという裏技的なメリットがあります。

ただし、米国の源泉徴収の用紙「W-8BEN」をさらさらっと書く必要があります。(所要時間5分程度ですが…)

BITSKINSについて

BITSKINSはsteamのゲームスキンを取引できるサイトで、対応タイトルにはCS:GOやdota2、TF2などがあります。

スキン取引はSteamの内部マーケットで行われていますが、実際のお金として出金することができないため、このような外部サービスが存在します。

登録方法

BITSKINSのサイト右上にあるボタンからSteamを使ったログインを行います。

ニセのBITSKINSサイトがあったりするようなので、注意喚起が出ます。

Steamのログインページに飛ぶので、ログインして下さい。

ちなみにSteamで『アプリをダウンロードして行うモバイル認証』と『steam内の設定でインベントリの公開設定を「公開」』にしておくことを済ませておいて下さい。モバイル認証をしないと、アイテム取引のロック期間が長くかかります。

様々なトレードの制限についてはsteamのヘルプに書いてあります。

https://support.steampowered.com/kb_article.php?ref=1047-EDFM-2932#nosteamguard

steamを通してログインすると、規約が出るので目を通して「I agree」を選択して下さい。

続いてメールの設定とメール認証を行います。

登録したメールにコードが届くので、それを入力して下さい。

さらにsteamのトレードURLを設定します。トレードURLとはフレンド以外のトレードオファーを受けるためのもので、下のリンクから見ることができます。

http://steamcommunity.com/my/tradeoffers/privacy

以上で登録は終わりです。

イーサリアムアドレスの設定

Paypalによる出金もできますが、ここではイーサリアムで出金してみたいと思います。

というわけでイーサのアドレスを設定します。

右上の自分のアカウント名から「Money History」を選びます。

下側にタブで「Paypal」や「Skrill(日本では使用不可)」、「Bitcoin」、「Ethereum」など、いくつかの決済方法が出てくるので、「Ethereum」を選択します。

そして「Payout Adress」にイーサリアムアドレスを入力します。

スキンの売却方法

ログイン後、画面上部のツールバーより「Sell items」を押すと、アイテムを売る画面に切り替わり、自分のsteamインベントリ内にあるアイテムが表示されます。

売りたいアイテムをクリックすると、アイテム画像の下に価格が表示されます。これが売るアイテムとして選択された状態であり、もう一度クリックすると選択が解除されます。

価格は「Pricing」のボックスの選択を変更することで変えることができます。

売りたいアイテムを全て選択したら右側の「Send me a trade Offer for X Items」を押します。

音声付きの注意喚起ウインドウが開きます。

終わったら「View Trade Offer」を押しましょう。

Steamのページに移動するので、ここでトレード内容の確認を行います。

PC上で「トレードに応じる」を行った後、steamのモバイルアプリからトレードの確認作業が求められます。Steamアプリの「確認」からオファーを承認しましょう。

以上が出品の方法になります。出品したものはBITSKINSの「自分のアカウント名」→「My Items on Sale」から確認や価格の変更ができます。

価格について

スキンの価格はSteam内のトレード価格よりも2割ほど安くなってしまいます。これは実際のお金にできるというメリットのため、仕方のないところでしょう…。

やはりSteam内の取引が一番得であることを覚えておいて下さい。

出金について

スキンが無事に売れたら出金を行います。BITSKINSウインドウ右上の「Balance」をクリックします。

するとイーサリアムのアドレスを設定したときの画面に移動します。

こちらで引き出したいドルの額を入力し 、「Request Withdrawal」を押します。

するとメールに必要文書を送った旨が表示されます。

メールを開くと、米国の源泉徴収の用紙が必要であるという内容の文書が表示されます。大抵の方はアメリカ市民でない個人なのでW-8BENを選びクリックして下さい。

HelloSignというサイトに飛ばされるので自分のメールアドレスを入力します。

すると今度はHelloSignから文書入力のためのリンクがメールで送られてくるので開くと…

かしこまった感じでギョッとしますが、意外と記入内容は簡単です。

1.名前

2.国籍(Japanなど)

3.上段に市より下の住所、下段に市、県、そして右側に国

8.生年月日  月-日-年で

9.居住国(これもJapanで良いでしょう)

そして下側で署名を行います。マウスでささっと書いて下さい。漢字で構いません。

さらに名前と署名日時を入力します。

赤い*印が付いているところだけ入力すればOKです。

全て入力し終えたら提出します。

承認されるまでだいたい1日かかるようです。

1日経ったら再び出金の手順を繰り返してみましょう。今度は実際に出金できるようになっているはずです。

今回45.96ドルの送金に対し、 0.316463540590787 Ether送金されてきました。

このとき、Bitskinsのレートは 1 ETH = 145.64 USDとなっていますが、実際のレートは1 ETH = 139 USD程度と、あまりレートは良くないです…。

まとめ

取引手数料がかかることやレートが良くないといったデメリットがありますが、steamのゲームスキンを仮想通貨にするという方法をご紹介しました。

CS:GOやdota2を引退する方や、いらないスキンを整理したい方は試してみて下さい。

私個人としては、UNIKRNでスキンが当たったときの仮想通貨化を想定していました。