ブロックチェーンゲームのハクスラ「ForgottenArtifact」アルファ版プレイレポ

ダンジョンに潜り、アーティファクトを探し出す、ブロックチェーンゲームのハクスラ「Forgotten Artifacts」のアルファ版プレイレポをお届けします。

プレイまでの手順

プレイレポの前に、プレイまでの手順を記載します。

まず前提として、現在のアルファ版は、プレセールの購入者だけが参加できます。

そのため、今参加するには公式ページから「Discovery Chest」を購入する必要があります。

チェストの購入

公式ページにあるShopから購入することができます。まずは購入前にアカウントページでアカウントを作成しましょう。メールアドレスとEnjinウォレットのアドレスが必要になります。

Enjinウォレットを導入していない方は下の記事を参考にしてください。

【EnjinWallet】Enjinウォレットの使い方

2019年5月9日

ETH払い、ENJ払い、Paypal払いが選択できます。チェストからは4つのレア以上のアイテムが出てきます。

購入したチェストの中身は、公式のアカウントページにインベントリがあり、そこで中身を見ることができます。今のところチェストの開封演出はありません。

私はレジェンダリー1つ、レア3つという結果でした。

下はチェスト購入画面にあるルートの一覧になります。

まあ、この感じだと「レジェが手に入っただけで良し!」といった感じでしょうか…。

Enjinウォレットとのリンク

チェスト購入後、ダウンロードページから「Enjinウォレットとのリンク」と「クライアントのダウンロード」ができます。「Link Enjin Wallet Now」のボタンを押すと、QRコードが表示されます。

このQRコードをカメラで読むか、QRの下に出ているコードを手打ちしてEnjinウォレットに読ませます。

一方、Enjinウォレット側の操作ですが、まずハンバーガーメニューにある「リンクされたアプリ」を選択します。

さらに「アプリをリンクする」のボタンを押すと、カメラでQRコードを読むことができるようになります。

「ForgottenArtifact」プレイレポ

ログインすると、まずアイテムの選択画面になり、ダンジョンへ持って行くメイン武器を1つだけ選びます。

この時選んだ武器はダンジョン内で力尽きたり、落としたりしても無くなることはないようです。

防具などは未実装。武器一本でダンジョンへ!

下が「ForgottenArtifact」の通常画面です。画面下には緑ゲージのHPと青ゲージのMP、スキルスロット、そして右上にはミニMAPが表示され、オーソドックスなハクスラの画面表示となっています。

スキルスロットはあるけどスキルも未実装

操作はクリック移動で、離れた場所をクリックするほどキャラが素早く動きます。

左クリックで弱攻撃(素早い)、右クリックで強攻撃(モーションが遅く、MPを消費する)となっています。

敵はカエル?

ダンジョンを探索していると、光る宝箱があり、クリックで開けることができます。

ドロップしたのは「木の弓」見るからにCommonアイテム。いらないです。

宝箱を開けていると、ポーションが出てきました。今のところこれが唯一の回復手段のようです。

貴重な回復。紫色のMP回復ポーションもある。

―といった感じで、敵を倒しつつダンジョンをひたすら探索し、道中の宝箱を開けていきます―

地下4階で宝箱を開けると「 ギュイーン♪」という軽快なギター音と共に、強そうな斧がドロップ。

レアが出ると歓喜のギター音が鳴り響く

説明を見てみると「Enjin Blockchain Item」の記載があり、どうやらレア以上の武器は、EnjinのブロックチェーンによるNFTとなるようです。

ダンジョンを一階層降りるごとに敵が強くなっていくため、次第に回復が心細くなってきます。

アルファ版ではアイテムを4つしか持ち運べず、ドロップした斧がアイテム欄を圧迫します…。

武器を持って帰ろうとすると探索に使うポーション枠がなくなっていく…。

フロアを回っていると、上へ向かう階段と下に向かう階段が現れました。

帰るべきか? 探索を続けるべきか? 選択を迫られる。

上へ向かう階段に入るとダンジョンから脱出でき、ダンジョンで拾ったアイテムを持ち帰ることができます。

下に向かう階段は、さらに下の階層へと続いています。

せっかくレアアイテムを拾ったので今回はこれで帰ることにします。

拾ったアイテムがEnjinウォレットへ

ダンジョン内で力尽きずにレア以上のアイテムを持ち帰ると、入手したアイテムが表示されます。これらがEnjinウォレットにNFTとして転送されます。

転送に数時間かかるようですが、Enjinウォレットにアイテムが届きました。もちろんこれらは売買することができます。

ドロップ確率は高く、レアならば一回のダンジョンランで必ずと言って良いほど出る

たまたまMinecraftでEnjinのNFTを使うプロジェクト「EnjinCraft」とのコラボイベントがやっていたため、「WoodenSword」も手に入りました。

「ForgottenArtifact」でも「EnjinCraft」でも使えるマルチバースアイテム。…ただし弱い。

まとめ

現在はアルファ版ということもあり、スキルすら未実装であるため、できることはかなり限られています。

ですが自分でも意外なほど、ダンジョンでひたすら敵をkiteし続ける作業を楽しめました。初めは何とも思っていなかったのに、レアドロップが欲しくて、ついダンジョンに…。

是非長く遊べるタイトルになって欲しいものです。

あと、ちょっと懸念点として思ったことがあります。

かなり強そうな「GodSlayer」「Worldslayer」といった、どう考えてもゲーム終盤なアイテムが既にドロップしている状態であり、「ForgottenArtifact」のようなコンテンツ追加型のPvEゲームにおいて、どうやってアイテム性能のインフレと、アイテム価値の維持、そしてゲームのマネタイズといった3つのバランスをとっていくのか?という点です。

まあ、これは「ForgottenArtifact」だけに限らず、多くのブロックチェーンゲームに言えることではありますが…。

このへんのことはまた別にまとめたいと思います。今後も「ForgottenArtifact」の情報は追っていきますので、よろしくお願いします!

―追記

個人的には応援したいプロジェクトなのですが、メイン開発者が1人とか、そのくらいの規模なので、アイテムを購入するにしてもあまり大きな金額はかけない方が良いかと思われます。