Enjin対応のブロックチェーンゲームまとめ

ERC1155のNFT規格を使用するブロックチェーンゲームのプロジェクト「Enjin」

少しずつですが新たなタイトルが増え続け、まだまだ小さいブロックチェーンゲーム業界では割と多くのタイトル数を占めています。

開発中のものが多いですが、どんなものがあるのかまとめてみました。

Enjinについてご存知ない方はまずこちらをご覧下さい。

【EnjinWallet】Enjinウォレットの使い方

2019年5月9日

独特の映像表現が美しいスペースMMO「Space Misfits」

宇宙船での戦闘や、惑星探索が楽しめるスペースMMOです。個人的に1番期待してたり。

ネオンカラーの色合いが不思議な世界観を生んでいます。

宇宙ステーションのオーナーになるとゲーム内総取引の一部を還元など、エコシステムについても色々と考えられているようです。

リリースの正確な時期はまだわかっていません。…来年の夏以降くらいでしょうかね。

テレグラムでは宇宙戦のみのアルファ版がリリースされています。

宇宙船や装備品、キャラクタースキンがトークン化されており、公式ホームページEnjinマーケットプレイスで買えるので、興味がある方はどうぞ。

過去の記事はこちら。

ブロックチェーンスペースMMO「Space misfits」アルファ版プレイレポ

2019年6月5日

こまめなアップデートで好評なハクスラ「Forgotten Artifact」

いわゆる現在の「ハクスラ」と言うと「装備やスキルビルドを考えて大量の敵を倒しまくる」といった感じですが、まだそこまで開発が進んでいません。

防具も無く、スキルも無く、強攻撃と弱攻撃を使いながらダンジョンを進むだけなのですが、ドロップアイテムをトークンとして受け取れるため、ついついプレイしてしまいます。

村の追加やスキンの追加など、開発がこまめにアップデートしてくれているのが好印象です。テレグラムも割と活況。

装備品やペットがトークン化され、 公式ホームページEnjinマーケットプレイスで販売されています。

現在は誰でもプレイできますが、ダンジョンに入るためにはアドベンチャーストーンという課金石が必要になります。(といってもそれすらもダンジョンでドロップしたりするのですが…)

過去の記事はこちら。

ブロックチェーンゲームのハクスラ「ForgottenArtifact」アルファ版プレイレポ

2019年6月12日

1vs1の対戦コロシアム「9Lives Arena」

1vs1のPvPに特化した対戦アクションゲームです。

グラフィックのクオリティは高く、9回死んだらキャラ消滅といった面白いシステムを持っています。

ここ半年はアルファテスト中で、たまにスキン追加などのアップデートが入っています。

正式リリース時期は……いつなんでしょうね(´・ω・`)

公式ショップで高いほうのFounderPackを買えば今でもプレイできますが…オススメはしません。

プレイするのはオープンβからで良いと思います。

装備品はレアでもレジェでも見た目が違うだけで性能がほとんど同じ、というスキンシステムのため、常に対等の戦いをすることができます。

現在は装備品の設計図がトークン化されており、今のうちに限定版の設計図を買っておくと、後で装備品を作って売るときに有利かもしれません。

まあ、ちゃんと開発が進んで、成功すれば…の話ですが。

過去の記事はこちら。

ブロックチェーンアクションRPG「9Lives arena」アルファ版プレイレポ

2019年8月21日

最近発表の新作アクション「PATHFINDERS」

最近になってInFocusGamesによって発表された「PathFinders」です。これもハクスラっぽいですね。

動画からゲーム内容が何となく伝わってきますが、まだ情報は多くありません。

現在「Founders token」を発売しており、所有していれば12月20日からクローズドベータに参加できるので、ビビっときた方は買ってみると良いかもです。

Steamでプレイ可能なFPS「Dissolution」

グラフィックが綺麗で普通にFPSとして遊べます。

…ですが、いわゆる量産型の過疎FPSといった感じで、何かプレイしてて爽快感がないです。

プレイしながら、人気作は色々と細かい調整をしているんだなぁ…と、しみじみ思ってしまいました。

現在は誰でもプレイすることができ、迫るゾンビを倒すモードがあるので過疎でも1人でもプレイできます。

銃やキャラクターのスキンをトークン化しています。

まだまだ開発は進んでいく予定なので、今後に期待です。

ファンタジーMMO「Six dragons」

1人称視点のファンタジーMMOです。

スキルツリーやクラフト要素があり、かなり本格的です。

5月に大きなプレセールをしているため、今から最高レベルのアイテムを手に入れるのは難しいですが、個人的にリリースされたらプレイしてみたいタイトルの1つです。

武器や防具だけでなく、様々な素材もトークン化されており、かなり複雑なエコシステムになりそうです。

FPSアドベンチャー「Age of Rust」

FPSと謎解き要素があるアドベンチャーが融合したゲームです。

パズルや謎を解くことで、下のようなEnjinトークンを手に入れることができます。

ちなみにこれをmelt(破壊)すると高額なEnjin coinになります。

このトークンをmeltすると10万円分のenjin coinになる

開発期間が長く、途中で方向転換したせいもあり、何だかんだでもう2年半くらい開発してます。

VR対応MMO「Alter Verse」

VRに対応したMMOで、ユーザー作成コンテンツが利用できるようです。

グラフィックはVRに対応しているためか、10年前のMMOといった感じですが、実現すれば楽しそうです。

ただ、この手の大きなプロジェクトは中々リリースされないんですよね…。

武器や防具はトークン化され、既に公式ページで販売されています。

まとめ

今回はこのへんで。

ここまでで紹介していないゲームは他に…

「Cats in mech」:獣人(ネコ)がネコ型ロボットに乗って戦闘する見下ろし型アクション。面白そうではあるのですが、リリースは来年の後半から再来年。うーん、遠い。

「Forest Knight」:androidで既にプレイできるターン制シミュレーション。プレイしてみましたが正直微妙。お手軽ではあります。

「Crypto Fights」:テスト版がandroidで配布されており、すぐプレイできるものの対戦相手が居ないため先に進めず。コマンド選択式の3DRPG。多様なスキルツリーがあるのですが、なにせ1vs1なので戦略性があるのか不明。

後は最近土地のプレセールを行った「The SANDBOX」もERC1155ですね。

【The SANDBOX】第1回LANDセール直前情報まとめ

2019年12月3日

まとめてみて思ったのですが、インディーズゲーム臭がすごいです。

しかも全然正式リリースまで漕ぎつけてないゲームだらけ。

ちょっと書いてるうちにテンションが下がってきました。

最近のインディーズゲームがSteamでよくやる売り方なのですが、とりあえずパッケージを買わせておいて、ずっと早期アクセスゲームのままダラダラ開発を続けていくというものがあります。

そうしたインディーズゲームが新しい開拓先として、Enjinに来ているのかもしれません。

開発には資金が必要なので、そのやり方が一概に悪いわけではないのですが、完成しないのはちょっと…ねぇ。

アセットの購入は計画的に。