UNIKRNは様々なeスポーツの試合にベッティング(賭け)ができる仮想通貨のベッティングサイトです。また、ベッティングだけでなくDota2、CS:GO、League of Legends、Fortniteといった有名ゲームのプレイで仮想通貨やゲームスキンをゲットできる面白い機能を持っています。
目次
UNIKRNについて

UNIKRNはeスポーツのベッティングを行うサイトで、「ユニコーン」と読みます。 賭けの対象がeスポーツであることもあり、UNIKRN自らも大会スポンサーやチーム運営を行い、eスポーツ業界の発展に寄与しています。
2017年に仮想通貨「UNIKOIN GOLD」のICOを行い、30億円以上の資金を調達しました。
2017年末の仮想通貨バブル時は一時 1UKG (UNIKOIN GOLD) 244円まで上昇しましたが、まあ…その後は他の通貨と同様に低迷しています。
2019年1月現在では2円程度と、ICO時の販売価格が0.3ドル程度だったので、多くの人が涙を飲んでいることでしょう。
…まあそれはそれとして、プロジェクト自体の開発は進んでおり、有名ゲームのプレイでお金を稼げるかもしれない世界初のプロジェクトとして、あくまで個人的には評価しているところです。
UNIKRNのベッティングと利用制限について

UNIKRNのサイトを開くと、eスポーツのベッティングを中心とした構成になっていることがわかると思います。ですがこのベッティング…実は日本からのアクセスでは、利用制限がかかるようになっています。
なんと、肝心の仮想通貨「UNIKOIN GOLD」(UKG)を賭けることができません。
法的な配慮ですかね。…仕方ありません。
ただ、仮想通貨「UNIKOIN GOLD」はベッティングできないものの、「UNIKOIN SILVER」なら賭けることができます。
「UNIKOIN SILVER」 はサイト内のポイントのようなもので、残念ながら仮想通貨のように直接換金できるものではありません。
というわけで、日本からUNIKRNにアクセスする場合、ベッティングの利用はちょっと微妙…ということを覚えておいて下さい。
なのでここからはUNIKRNのベッティング以外の機能、「Jackpot」「Connekt」「Bingo」をご紹介します。
UNIKOIN GOLDとUNIKRNの通貨の流れ
さて「Jackpot」「Connekt」「Bingo」の紹介前に、 UNIKRNは通貨の流れにクセがあるので、それを知っておきましょう。
まず仮想通貨UNIKOIN GOLDですが、このウォレットとして働くのが「UNIKOIN GOLD」というそのままの名前のサイトです。
今のところUNIKRNのメインサイトはMetamaskなどの外部ウォレットには対応しておらず、入金出金を行うには、この「UNIKOIN GOLD」というサイトを通さなければなりません。
図にすると下のようになります。入金するには自分のウォレットか、仮想通貨取引所でUKGを買い、UNIKOIN GOLDのサイトに送ります。さらにそこからメインサイトであるUNIKRNに送る必要があります。

Connekt

Connektはゲームプレイにより仮想通貨UKGを獲得できる仕組みです。2019年1月現在、Dota2、League of Legends、CS:GO、Fortnite、Clash of Clans、Rocket leagueに対応しています。
と、ここで最も大事な事を言いますが、Connektで稼いだUKGは出金することができません。仮想通貨UKGと同価値のポイント扱いになり、UNIKRN内で消費する必要があります。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、【出金できる本当の仮想通貨UKG】を稼ぎたい場合、Connektで稼いだ【ポイントUKG】をUNIKRN内のJackpotで使用し、当てることで初めて【出金できる本当の仮想通貨UKG】が手に入るという仕組みになっています。
つまり「Connektでゲームプレイにより稼ぐ」→「手に入れたUKGポイントでJackpotを当てる」ということが必要になります。
「何だよ…ゲームプレイすれば仮想通貨が直接もらえるわけじゃないのかよ…」と、ここでガッカリする人もいるかもしれません。すみません。
ちなみに、日本でない国からの利用であればConnektで稼いだUKGをeスポーツベッティングで賭け金として使えるようです。しかし日本からの利用では、ベッティングでUKGを賭けられないという制限があるため、UKGの使い道はJackpotのみとなってしまいます。
また、Connektにはレベルシステムがあり、UKGをUNIKRN内で使用することにより、レベルが上がっていきます。そしてレベルによってゲームプレイで獲得できるUnikoin Gold(UKG)の量が決まります。
登録したばかりだとレベルは1で、Daily Capが0.2UKG、MAX Holding Capが6UKGしかありません。

これは1日に最大で稼げるUKGが0.2、そしてConnektで稼げるUKGはトータルで6までということになります。
例えば30日かけて1日に0.2UKGずつ稼いだとします。するとトータルで6UKG稼げますが、その後はMAX Holding Capの制限がかかり、それ以上稼ぐことはできなくなります。
MAX Holding CapはUNIKRNでUKGを使用することによりリセットされます。
稼いだ6UKGをJackpotで使用すると、再び6まで稼ぐことができるようになります。(使用分だけリセットされます。)
レベルはUKGを使うほど経験値のように蓄積され、上がっていきます。また、レベルと共にDaily Cap、MAX Holding Capも上昇します。
Connektのページ内にもありますが、これがレベルとUKGの相関表になります。

レベル1からレベル2にするにはUNIKRNのJackpotで3UKGを使わなくてはなりません。レベル2になると1日に稼げるUKGは0.3となり、MAX Holding Capも6から7になります。
少しずつレベルを上げていくのも良いですが、1レベルを上げるのに25日ずつかかる計算になります。(レベル6からは100日)
そのため効率だけを考えるならば、海外取引所で仮想通貨UKGを購入し、UNIKRNに入金して使用するのが最もレベル上げで早い方法となります。
まあ、現在のUKGの価格は日本円で2円ないし3円程度(2019年1月現在)ですので、最大レベルである10まで上げても必要な金額は6000円ほどになります。(これが2017年のUKGが最も高値を付けていた時だと50万円にもなります…)
Jackpot

JackpotはUKGやUKS(UNIKOIN SILVER)を使った賭けになります。ここでは大量のUKGやゲームスキンなどを手に入れることができます。
参加には自分の持つUKGやUKSを使って賞品の抽選チケットを購入します。購入すればするほど当選確率はアップし、制限時間の終了とともに抽選が行われ、1人の勝者に賞品が渡されます。
狙う賞品ですが、UKGはかなり競争率が高いため、ゲームスキンを狙っていくことをオススメします。
「使わないゲームスキン貰っても…」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、ゲームスキンはsteam上で取引することができ、Bitskinといった外部サイトの利用でお金や仮想通貨に変えることができます。
また、実はUNIKOIN GOLDのサイト内にゲームスキンをUKGに換金してくれる機能があり、これを使えば良いはずなのですが、困ったことに現在はスキン価格の変動により機能していません…
このJackpotで上手く立ち回ることにより、ゲームプレイで稼いだUKGを元手に出金可能となる仮想通貨UKGやゲームスキンを手に入れることが可能となります。
Bingo

UNIKRNの上部メニューから、CS:GOの試合放送を用いたBingoに参加することができます。試合は欧州や北米で行われるため、開始時間は深夜であることが多いですが、参加は無料で、勝つとゲームスキンを手に入れることができます。
早い者勝ちでBingoが揃った人から賞品を受け取ることができ、賞品が無くなったらビンゴは終了となります。
1ラウンドごとにCTのC4デフューズや、テロ側のC4爆発といった試合内容に沿ったパネルを選んでBingoカードを埋めていきます。
ウインドウを途中で閉じてしまうと参加資格を失ってしまうので注意して下さい。
UNIKRNの登録方法
こちらのリンクからUNIKRNのページに飛びます。紹介リンクですのでこのリンクから登録するとUnikoin Silverのオマケがもらえます。
下がHome画面になります。UNIKRNに関連するニュースやeスポーツの試合日程などが表示されます。

右上にある「Sign up」のボタンから、メールアドレス、パスワード、パスワードの確認、生年月日を入力し、最後に18歳以上であることとサービス規約に同意する旨のチェック欄にチェックを入れ、「GET STARTED」を押します。

サイトに戻ると、右上に自分のアカウント名とサインアップボーナスとしてもらえたUnikoin silver(UKS)が表示されるようになります。

このサイトではUnikoin Gold(UKG)とUnikoin Silver(UKS)の2つのコインが出てきます。UKGが仮想通貨として流通しているコインとなり、UKSはUNIKRNサイト内のポイント的扱いになります。UKSもUKGのようにJackpotで使用できますが、価値が全く異なります。
さらに表示されているUKSの数字をクリックすると、ウインドウが伸びて下のような表示になります。表示されている「CREATE A WALLET」をクリックして下さい。

「CREATE A WALLET」をクリック すると、Unikoin Goldのウォレット登録ページに飛びます。各入力欄に名前、性別、住所、郵便番号、国を入力し、規約のチェックボックスにチェックを入れて「continue」を押します。

ここでちょっとわかりにくいのが、赤く枠で囲った住所欄です。ここに市などの住所を入力すると勝手に候補が表示されるので、候補に出てきたものを選択します。

候補に出た地名をクリックするとすると、さらに詳細を入力する画面に飛びます。ここで細かい住所を入力して下さい。

上手くいかない場合は候補欄の一番下にある「Manually enter address parts」を選択して手打ちしましょう。
私はこの住所入力でしくじったせいか、仮想通貨Unikoin Goldを出金するための個人情報の確認作業がUNIKRNの方でうまく処理されませんでした。出金ができないだけで、後の機能に制限はありませんでしたが… この登録後、もし「UKG transfer out」の画面が数週間pending(保留中)になっていたら、サポートにメールするか、discordで聞くと良いです。サポートのメールアドレスはこちらになります。 support@unikrn.com
登録したメールアドレス宛に確認のメールが送られくるので、メール内にある「VERIFY MY ACCOUNT」を押します。

再びUNIKRNのサイトに戻り、右上のユーザー名を押して、先ほどと同じように
「CREATE A WALLET」のボタンを押します。

すると今度は電話の認証を求められます。Phone numberの右側にある空欄を押すと国が選べるので「Japan」を選択し、電話番号を入力して下さい。

これはSMS認証を行うためのものであり、国際電話と同じ形式になるため、090や080で始まる番号の0は取りましょう。例えば090-1234-5678という番号であれば9012345678となります。送られてきた4桁の数字を下側にある「Enter code」に入力します。
次にウォレットのパッキングキーというものを設定します。いわゆるパスワードであり、上にある注意に書いてあるように1度決定したら2度と変更できません。また運営側も保管せず、復旧不可能なものなので、絶対に忘れたり、盗まれることのないよう管理して下さい。

パッキングキーを入力し、下にある「パッキングキーを書き留め、復元や変更ができないことを理解しました。」という注意のチェックボックスにチェックを入れて「I’ve written it down 」のボタンを押します。
次にパッキングキーの再入力が求められます。ここではUNIKRNアカウントのパスワードも同時に入力します。また、再三の確認となる、1.パッキングキーを無くした場合、ウォレットは復元できない。2.パスワードを安全に保つことは自己責任である。3.規約に同意する。の3つのチェックボックスにチェックを入れ、「Confirm key」を押します。

これでUnikoin Goldのウォレットが作成されました。UNIKRNのページに戻ると右上にUKGが表示されるようになります。

Connektの登録方法
「Connekt」を使うにはUNIKRNにアカウント登録をした後、自分のアカウントと各ゲームのアカウントを紐づける必要があります。
Home画面左上の「Connekt」からConnektのページに行くことができます。

現在UNIKRNが対応しているのは、「League of Legends」、「Fortnite」、「CS:GO」、「Dota2」、「Clash of Clans」、「Rocket league」になり、FortniteはPS4やXboxアカウントも対応しています。ただしClash of ClansやRocket leagueで稼げるのはUKSのみです。

ここでは誰でも無料でできるTPSバトルロイヤル「Fortnite」を例にUNIKRNとの連携方法を見ていきましょう。それぞれのゲームによって連携方法は異なります。
Fortniteの場合、まずプレイしているプラットフォームを選択し、自分のプレイヤー名を入力します。

次にFortniteのゲーム上で「UnikrnFN」という名前宛にフレンドをリクエストし、UNIKRNのサイトに戻りCHECK NOWボタンを押します。

それだけで下のようにUNIKRNとの連携が完了し、UKSのボーナスがもらえます。

このようにさほど難しいこともなく各ゲームとUNIKRNを紐づけていくことができます。
Steamの登録
ゲームスキンをJackpotで当てた場合、Steamのアカウントに送付されます。そのため、取引用の「Steam Trade URL」設定が必要になります。
ホーム画面右上にある自分のアカウント名から、「MY ACCOUNT」を押すとアカウント設定ページに飛びます。
その中にある「Steam Trade URL」に自分のアドレスを入力して下さい。

「Steam Trade URL」をSteam側で見るには、Steamにログイン→自分のアカウント名からインベントリ→トレードオファー→「 私にトレードオファーを送ることが出来るのは? 」で見ることができます。また、インベントリの公開設定を「公開」に、さらにトレード制限を防ぐためにSteamのモバイル認証をしておきましょう。
UNIKRNをやってみる
さて、ここからは実際にUNIKRNを体験してみましょう。
ConnektでUKGを稼ぐにはConnektに登録したゲームをプレイするだけでOKです。特に何か操作する必要はありません。
対象のゲームをプレイした後、Connektのページに行くと稼いだUKGを見ることができます。ただしリアルタイムでなく、1日1回更新のため反映に時間がかかります。

次に稼いだUKGをJackpotに賭けていきます。
Jackpotのページに移動すると、様々な賞品が並んでいるので、欲しい賞品を選択します。
すると下のようなページが開きます。①は現在この賞品に対して賭けられている総チケット数表示、②が現在のあなたが勝利する確率、③がチケット購入フォームになります。

③のところでUKGを使い、チケットを購入して下さい。
チケットを購入すればするほど、勝率は高くなっていきます。
賞品名の下に制限時間のカウントがあり、それが0になると同時に勝者が決定し、勝者には賞品が贈られます。
見事勝利した場合、ゲームスキンですと数日でSteamにトレードオファーが送られてきます。そしたらトレードの承認をしましょう。

より効率的に稼ぐには?
UNIKRNでより効率的に稼ぐために重要なポイント「Connektでより多くのUKGを手に入れるには?」ということと 「どうJackpotで立ち回るべきか?」 について考えました。
Connektでより多くのUKGを手に入れるには?
Connektでゲームをして得られるUKGはConnektのレベルに依存します。登録したばかりでConnektのレベルが1だと、1か月貯めても6UKGしか貯められません。賞品価格の低い、当たりやすいJackpotに6UKGを全て賭けたとしても、当選確率は10%未満となります。

これでは、たとえ毎日ゲームをしてUKGを稼いでも、運が悪ければ数ヶ月は何も当たらないことでしょう…
その間、UKGを使うことでConnektのレベルは上がっていきますが、当たらなさに心が折れる気がします。
そのため、素早くレベルを上げるのであれば海外取引所でUnikoin Goldを購入し、UNIKRNに入金することでレベルを上げることができます。
現在UNIKRNではサービスとして、150UKGを入金すれば即座にレベル6となることができます。

150UKGを入金するだけでレベル6になるので、その150UKGはそのまま引き出しても構いません。
レベル6になれば1日で稼げるUKGは1.5、MAX Holding Capは22.5となるため安めのゲームスキンであればゲームで稼いだUKGだけでJackpotを当てられる可能性が出てきます。
どうJackpotで立ち回るべきか?
Connektでゲームをして稼いだUKGは元手が0円なので、どう使っても損にはなりませんが、安いアイテムにあまり多くのUKGを費やしても非効率的になります。というわけで目安を知りましょう。
Jackpot内の賞品画像をクリックすると詳細が表示され、そこにはアイテムのざっくりとした価格がユーロで出ています。あくまでこれは目安なので、さらにアイテム名でググると、steamなどから現在の正確な相場がわかります。結構違います。


この賞品「Inscribed Gravelmaw」の価格は現在7ドルくらいですかね…。
つまり7ドル分のUKGを賭けて、毎回当たれば収支が見合うことになります。
とはいえ毎回当てるのは不可能なので、チケット購入時に表示される当選確率を見て考えてみましょう。例えば、下のように勝率が50%になるようにチケットの額を決めます。

「Inscribed Gravelmaw」の価格は7ドルなので、当選確率が50%の賭けをした場合、期待値は3.5ドルになります。
そして当選確率50%となる86チケットの購入に64.5UKG(1UKG:3円レートで193.5円)かかります。
1回の試行による期待値は3.5ドル、かかるお金は193.5円…この差額分だけ儲かることがわかります。
当選確率×アイテムの価格=期待値となるので、この期待値とエントリーにかかる金額を比較すればどのくらい優位なJackpotとなるか計算できます。
ただしこの計算をするのはエントリー制限時間ギリギリにして下さい。追加で誰かにエントリーされると確率が変わってくるためです。
ゲームスキン、仮想通貨の換金方法
JackpotではUnikoin Gold(UKG)自体が賞品として出ており、それらはそのまま仮想通貨として引き出すことにより、海外取引所でイーサリアムなどに交換することができます。
Unikoin Goldを取り扱う海外取引所は、UpbitやBittrexなどがありますが、Upbitは日本からだと無理なので
Bittrex:https://international.bittrex.com/
の利用をオススメします。
これまでゲームスキンを獲得することをオススメしてきましたが、これらはsteam上で取引することができ、またBitskinといった外部サイトの利用でお金や仮想通貨に変えることができます。
なお、既に上でも書きましたがUNIKOIN GOLDのサイト内にゲームスキンをUKGに換金してくれる機能がありますが、困ったことに現在はスキン価格の変動により機能していません…
ゲームを買う人ならsteamで売ってしまうのが一番高く売れてオトクかもしれません…。
まとめ
「ゲームを遊ぶだけで稼げる!」と強く言いたいところなのですが、そのためにはJackpotの当選をクリアしなければならず、非常に運要素が強いです。
またConnektでUKGを稼ぐには、レベル上げが重要です。効率的なレベル上げのためには海外取引所でUKGを購入する必要があり…と、色々敷居が高いかもしれません。
しかし有名ゲームのプレイで仮想通貨を稼ぐことを可能にした、ほぼ世界初のプロジェクトであり(XPcoinはカウントしませんw)、今後さらなる成長を遂げて欲しいところです。