Neon Districtのファウンダーズセールとゲームシステムまとめ

3月28日から始まったNeon Districtのファウンダーズセール(プレセール)ですが、Mediumにセールの詳細と、これまで明らかでなかったゲームシステムについて記事が出ていましたので、まとめます。

公式アナウンスは以下のリンクから見られます。

https://medium.com/blockadegames/founders-sale-roll-out-62d335231caaw

今回のアナウンスのポイント

結構ボリュームの大きいアナウンスでしたので、本当に大事なところだけ言ってしまうと

ファウンダーズセールは3月28日から開始。参加するには事前登録をした上でOpenSeaに行き「キー」を5ドルで買う必要がある。

シーズン0の開始は今春の後半。

「Gear:ギア(装備品)」はレベルアップ可能。同じ名前のものでも独自の成長をとげる。

「Core:コア」はギアを破壊することで手に入るステータスアップアイテム。ギアに取り付けることができる。

「Shell:シェル」は見た目を変えられるスキンアイテム。それぞれアイテムやキャラごとにシェルがある。特定の状況下でバッジという追加ステータスアップを得ることができる。

キャラクターは今のところ7つのクラスがある。

といった感じになります。以前、「キー」をエアドロップと、無料な感じで紹介してたことがありましたが間違いでした。すみません。

…それではさらに詳しく見てみましょう。

ファウンダーズセール(プレセール)

ファウンダーズセールは予定されていた26日から48時間延期となり、3月28日PM8:00ET(日本時間29日AM9:00)より始まりました。セールは下のリンクより参加することができます。

https://founders.neondistrict.io/

セールの参加には「キー」が必要となり、3月22日までの事前登録で「キー」を受け取っておく必要があります。※この参加のための「キー」ですらOpenSeaで取引可能です。

「キー」の受け取り方法

「キー」の受け取りはOpenSeaを介して行われ、500円ほどのイーサを払って購入する必要があります。

事前登録したメールアドレスに、直近では『 Neon District Founder’s Sale Launch Postponed 』という、セールが48時間延期した連絡が来ていると思います。このメールの中に

You’ve received Y points in the Founder’s Key Waitlist, and your position in line is spot XXX.

と書かれた自分のポジションを表す文があります。(ここでのXXXのところ)

このXXXの数字をOpenSeaのリンクに繋げて入力します。

http://opensea.io/assets/0x66c2e323590E7c00744B4880343d91cbe6F93C0F/【ここに自分のポジションを入力】

XXXが1000であれば、リンクの最後に1000を付ける感じです。

そしてそのアドレスを入力するとOpenSeaのキー購入ページに移動します。

次に事前登録したメールと同じアドレスを入力し、メールアドレスの確認を行った上で購入します。

※OpenSeaの利用にはMetamaskなどのブラウザウォレットが必要です。


購入が終了すると、NeonDistrictへのリンクが現れます。(居ないとは思いますが、キーを売りたい人はここまでで売りに出しましょう。これ以上はキーがロックされます。)

キーを持ったウォレットにログインした状態でセールページに行くと、参加できるまでの残り時間が表示されます。時間になると、キーの「Engage」ボタンが表示されるようです。

キーのランクとセールの日程は以下のようになります。

  • トップ20、3月28日、午後8時ET (日本時間28日21:00)
  • Tier 1(Top 333)3月29日正午12時ET (日本時間30日1:00)
  • Tier 2(Top 666)3月30日12時ET (日本時間31日1:00)
  • Tier 3(Top 999)3月31日午後12時ET (日本時間1日1:00)
  • Tier 4(1000+)4月1日午後12時ET (日本時間2日1:00)

また、キーのランクによりルートボックスから出るアイテムのレア率は変化するので注意しましょう。

ルートボックスは1つで10ドル、3つで25ドル、5つで35ドルとなり、1つの箱に3~5個のアイテムが入っています。

すでにアイテムはOpenSeaで売買されているので、それを見てみるとイメージしやすいかもしれません。

https://opensea.io/assets/neondistrictin-gameitem

ゲームシステムについて

ここからはNeonDistrictのゲームシステム(特にアイテム関連)について情報がでていたのでまとめます。

ギア:Gear(装備品)について

装備によってステータスが向上し、新しいアクションやアビリティを使うことができる。

難しいミッションであればあるほど、良いギアが落ちる可能性がある。

ギアはレベルアップ可能であり、レベリングによって同じライフルでも異なるステータスやエフェクトを持つようになる。

レベリングができるようになるのはシーズン1から。

コア:Coreについて

ギアを破壊することでナノテクノロジーコアを得ることができる。

コアはギアをカスタマイズすることができ、破壊するギアのステータスによりコアの性能も決まる。(例えば装備品に「+100 Health」あった場合、そのギアを破壊すると「+100 Health」のコアが生成可能となる。 )

コアはギアのコアスロットに装着することができる。

コアが使用できるようになるのはシーズン1から

シェル:Shellについて

シェルは見た目を変えるスキンアイテム。

シェルは同じクラスのものに使用することができる。(例えばライフルシェルであればライフルに。ヘッドシェルであれば頭装備に。)

シェルは見た目を変えるアート的役割を持ち、レア度によって見た目のクオリティが変化する。

シェルはステータスやアビリティに直接的に影響を与えない。(シェルバウンディングは例外的に機能)

ある特定の場面でシェルを付けた状態でいると、バッジを得る可能性がある。(ボスを倒した場合など)

シェルは装備から取り外しと再取り付けが可能で、バッジも転送される。

シーズン1からシェルの移動が可能となる。

シェルはNFTで、装備品とは別に取引が可能となる。

シェルバウンディング:Shell Bounding

シーズン1では、シェルをギアに恒久的にバウンド(縛り付ける)することができる。

シェルバウンディングはフォウンダーズセールにおけるシーズン0のあらゆるシェル全てにおいて利用できる。

一度バウンドしたら二度と取り外すことはできない。

シェルバウンドしたギアは、レベルアップ時において良い結果が得られる可能性が高くなる。(例えば、何も付けていないピストルがレベルアップ時に+5ATKだった場合、シェルバウンドしていると+10ATKになる場合がある。)

シェルの持つバッジが多く、またそのシェルが希少なほどレベルアップ時に良い結果が得られる可能性がある。

シーズン1までに調整し、シェルによる上昇修正は重要であるものの、それほど巨大な値にはならない予定。

キャラクターのアップグレード

キャラクターは遺伝的に強化、エディットされており、現在は7つの種類がある。

Heavy(ヘビー):生存性を主体とした戦闘職

Demon(デーモン):戦術と攻撃を主体とした戦闘職

Doc(ドク):ナノテクノロジーを駆使するヒーラー

Jack(ジャック):他人のスキルや能力をハッキングし、操作する能力を持つ

Genius(ジーニアス):機械発明家、アビリティのマッドサイエンティスト

Ghost(ゴースト):ステルス性と単一ターゲットの制圧を主体としたクラス

Tailor(テイラー):あらゆるクラスの能力を擬態し、全ての装備を装備できる

キャラのレベルはミッションで得られるエディティングジュースを注射することにより上がる。(シーズン1から)

キャラのレベルが上がると、3つの異なるアップグレードの中から1つを選択することになる。(同時にヘルスも少し上昇する。)

レベリングにより各キャラクターは異なる成長をとげ、ユニークなものになる。

あるレベルでそのキャラのレベルはそれ以上がらなくなる可能性を持ち、レベルが上がるほどその可能性が高くなる。しかしキャップになると特別なアップグレードを得ることができる。

キャラクターシェル

キャラクターシェルは装備品のシェルと同じように、そのクラスに応じたシェルを使用することで見た目を変えられる。

装備品のシェルと同様にバッジもあり、取り付け取り外し、売買も可能となる。

キャラクターシェルのバウンディングはできない。

ゲームデザインについて

NeonDistrictのゲームデザインのゴールは、プレイヤーに多様性に富んだ様々なチャレンジを与えること。

ミッションは1つの戦略的パズルとして考えられ、1つの戦略ではうまくいかないようになっている。

個々のキャラクターはそれぞれ異なる成長をとげ、あるキャラは特定の状況下において他のキャラよりも優秀な働きを見せる。全てをこなすキャラはいない。

全体的に、個人の資産の力は強く働くが、その働きは狭い。

NeonDistrictでの成功の道は――あらゆる課題に対応するため、幅広いキャラクターと装備のチームを用意すること。そして最も難易度の高いミッションをクリアし、最高のドロップを得るため、賢いチーム構成と戦略を考えること。

シーズン0ボスキャラ販売

Bausくん

プレセールの売り上げが5万ドルを超えると、シーズン0のボスキャラを購入できるオークションが解放されます。

ボスの購入で何ができるのかと言うと――

ボスの会話を編集できる。

ボスを倒した人の情報を受けることができる。

1日に限られた回数だけミッションに使用することができる。

ボスのアップグレードも可能。シーズン2以降のPvPでも使用可能。

……うーん、まあ1体だけですし、お高いんでしょうね。

まとめ

プレセールが始まり、様々な情報が明らかになってきたNeonDistrictですが、かなりキャラ育成の部分に力を注いだゲームということが見えてきましたね。

もともとブロックチェーンゲームはキャラ育成ゲームと相性が良いので期待したいところです。

今回のプレセールの参加方法が「めんどくさい」「変わっている」と思う方は多いと思いますが、制作側の意図としては――

金銭的な面だけでなく、コミュニティー面からもゲームを支援したいと思う個人に報酬を与えるように設計されました。フォウンダーズキーのランクアップは友人や他の人に事前登録を紹介すること、または直接キーを購入することにより行うことができます。上位20人のうち、7人が主に紹介でポジションを獲得し、8人がキーの購入により20位以内となり、5人が紹介と購入の両方で20位以内となりました。

とのことで、プレセールに参加するためのキーを得るにはブラウザウォレット必須。OpenSea必須。と、完全にブロックチェーンゲーマーでないと対応できない方法をとっているものの、制作側の意図は達成されたように思います。

お金を出す人だけが得するわけではない、このようなプレセールの新しいやり方も今後は増えていくかもしれません。